“参上”のいろいろな読み方と例文
旧字:參上
読み方割合
あが38.5%
さんじょう23.1%
まい7.7%
まゐ7.7%
まゐり7.7%
マイノボ7.7%
マヰノボ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
向うももう参上(あが)りませんといい放った最後の言葉に対して、彼の前へ出て来る気のない事は知れていた。どうしても中へ入って取り次ぐ人の必要があった。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
主人(しゅじん)は、羽織(はおり)・はかまを着(つ)けて、茶(ちゃ)わんをりっぱな箱(はこ)の中(なか)に収(おさ)めて、それをかかえて参上(さんじょう)いたしました。
殿さまの茶わん (新字新仮名) / 小川未明(著)
五重塔の仕事を私にさせていただきたい、それで参上(まい)りました、川越の源太様が積りをしたとは五六日前聞きました、それから私は寝ませぬわ、お上人様
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
十兵衞脆くも梟と常〻悪口受くる銅鈴眼(すゞまなこ)に既(はや)涙を浮めて、唯(はい)、唯、唯ありがたうござりまする、思ひ詰めて参上(まゐ)りました、その五重の塔を、斯様いふ野郎でござります、御覧の通り
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
五重塔の仕事を私に為せていたゞきたい、それで参上(まゐり)ました、川越の源太様が積りをしたとは五六日前聞きました、それから私は寐ませぬは、御上人様
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
爾(ココ)に其御祖(ミオヤ)ノ命哭き患いて、天に参上(マイノボ)りて、神産巣日之命に申給う時に、乃ち𧏛貝(キサガイ)比売と蛤具(ウムギ)比売とを遣(オコ)せて、作り活かさしめ給う。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
父君に我は愛子(マナゴ)ぞ。母刀自(トジ)に我は寵子(メヅコ)ぞ。参上(マヰノボ)る八十氏人の 手向(タム)けする懼(カシコ)ノ坂(サカ)に、幣(ヌサ)奉(マツ)り、我はぞ退(マカ)る。遠き土佐路を
相聞の発達 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)