“十掬”の読み方と例文
読み方割合
とつか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここを以ちてこの二神(ふたはしらのかみ)、出雲の國の伊耶佐(いざさ)の小濱(をはま)五に降り到りて、十掬(とつか)の劒を拔きて浪の穗に逆に刺し立てて六、その劒の前(さき)に趺(あぐ)み坐(ゐ)て、その大國主の神に問ひたまひしく
そこの濱邊に十掬(とつか)の劒を拔いて逆さまに刺し立て、その劒の前に趺坐(あぐら)をかいて、國讓りの談判を迫られたといふ時、大國主の神がひそかに使者を小舟に乘せて助言を求めたのも
山陰土産 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)