“利爪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りそう50.0%
りさう25.0%
とづめ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
利爪(りそう)深くその身に入り、諸の小禽痛苦又声を発するなし。則ちこれを裂(さ)きて擅(ほしいまま)に噉食(たんじき)す。或は沼田(しょうでん)に至り螺蛤(らこう)を啄(ついば)む。螺蛤軟泥(なんでい)中にあり、心柔輭(にゅうなん)にして唯温水を憶(おも)う。
二十六夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
利爪(りさう)深くその身に入り、諸の小禽痛苦又声を発するなし。則ち之を裂きて擅(ほしいまま)に噉食(たんじき)す。或は沼田(せうでん)に至り螺蛤(らかふ)を啄(ついば)む。螺蛤軟泥中にあり、心柔輭(にうなん)にして唯温水を憶(おも)ふ。
二十六夜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
その脊は覆(くつがへ)りたる舟の如し。忽ち彼雛鷲は電(いなづま)の撃つ勢もて、さと卸(おろ)し來つ。刃(やいば)の如き利爪(とづめ)は魚の背を攫(つか)みき。母鳥は喜、色に形(あらは)れたり。