“䑛(な)” の例文
大幅の清少納言の後向(うしろむ)きの姿の「繪姿の頸筋のあたり」を、舌の尖端(さき)でかるく䑛(な)める、といふところであり、その後の例は、『兵隊の宿』のなかの、お光といふ女主人公が
「鱧の皮 他五篇」解説 (旧字旧仮名) / 宇野浩二(著)
「パンを一口喰べてから、バタを指で掬(すく)って䑛(な)めればいいじゃないの。君もずいぶん馬鹿ね。この車は一度停めたら、動き出すまでにはなかなかだから、停めるわけには行かないよ」
署長は大きな帳面を引き出して、親指の腹を䑛(な)めあげ䑛めあげ頁(ページ)を繰(く)っていたが