“わに”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ワニ
語句割合
鰐72.3%
王仁9.6%
鰐魚7.4%
鱷3.2%
和邇3.2%
丸邇2.1%
和爾1.1%
大熊鰐1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼が怒(いか)る時は鰐(わに)のごとく、酔(よ)った時は河童(かっぱ)のごとく、しかして睡(ねむ)った時は仏顔(ほとけがお)であったかも知れぬ。また半耳君(はんじくん)にしても然りである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
菟道の王が百済(くだら)の王仁(わに)を招聘(しょうへい)して学ばせられたのがはじめでありますから、この御兄弟の皇子の御心こそ、そのまま中国の聖人の精神ともいってよいでしょう。
コンゴに住むイーキー民族は現今(げんこん)も「しまうま」の肉は食はぬ。むかしエヂプトに於ては、テベスでは羊を食はず、メンデスでは山羊(やぎ)を食はず、オムポズでは鰐魚(わに)を嫌つた。
毒と迷信 (新字旧仮名) / 小酒井不木(著)
気を付けて視ると、湖の底に大きな物が徐(しず)かに自分の方へ近づき来り、その水上に小波(さざなみ)立つ。さては鱷(わに)の襲来と悟ると同時に犬水中に飛び入り食われて死んだ。
または稲羽(いなば)の兎の皮を剥(は)ぎし和邇(わに)なるもの、すべてこの山椒魚ではなかったかと(脱線、脱線)私は思惟(しい)つかまつるのでありますが、反対の意見をお持ちの学者もあるかも知れません。
黄村先生言行録 (新字新仮名) / 太宰治(著)
また丸邇(わに)の比布禮(ひふれ)の意富美(おほみ)が女、名は宮主矢河枝(みやぬしやかはえ)比賣に娶ひて生みませる御子、宇遲(うぢ)の和紀郎子(わきいらつこ)、次に妹八田(やた)の若郎女、次に女鳥(めどり)の王三柱。
「和爾(わに)さんたちに招待されたとき、たった一度」
キャラコさん:01 社交室 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
『書紀』二に豊玉姫(とよたまひめ)産む時夫彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)約に負(そむ)き覘(うかが)いたもうと豊玉姫産にあたり竜に化(な)りあったと記されたが、異伝を挙げて〈時に豊玉姫八尋(やひろ)の大熊鰐(わに)に化為(な)りて、匍匐(は)い逶虵(もごよ)う。