“でぬ”の漢字の書き方と例文
語句割合
出抜100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
漸(ようや)く山林地帯(さんりんちたい)を出抜(でぬ)けると、そこは最(も)う山(やま)の頂辺(てっぺん)で、芝草(しばくさ)が一面(めん)に生(は)えて居(お)り、相当(そうとう)に見晴(みはら)しのきくところでございました。
その兵隊町を出抜(でぬ)けると大きな門がありその門の脇に見張の兵隊が二人居りますから、その兵隊に書面を示すと早速判を捺(お)して通行を許された。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
旧(もと)へ帰るか、倶利伽羅峠(くりからとうげ)へ出抜(でぬ)けますれば、無事に何方(どちら)か国へ帰られます。それでなくって、無理に先へ参りますと、終局(しまい)には草一条(くさひとすじ)も生えません焼山(やけやま)になって、餓死(うえじに)をするそうでございます。
薬草取 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)