“ぐひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
杭63.6%
喰18.2%
食18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大尉(たいゐ)が高き誉(ほまれ)にはけおされてなど口々(くち/″\)いふ、百本(ぽん)杭(ぐひ)より石原(いしはら)の河岸(かし)、車の輪も廻(まは)らぬほど雑沓(こみあひ)たり、大尉(たいゐ)は予(よ)が友(とも)露伴氏(ろはんし)の実兄(じつけい)なり、また此行中(このかうちう)に我(わが)社員(しやゐん)あれば、此勇(このいさ)ましき人の出を見ては
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
アダムの二本棒(にほんぼう)が意地(いぢ)汚(きたな)さの摂(つま)み喰(ぐひ)さへ為(せ)ずば開闢(かいびやく)以来(いらい)五千年(ねん)の今日(こんにち)まで人間(にんげん)は楽園(パラダイス)の居候(ゐさふらふ)をしてゐられべきにとンだ飛(とば)ツ塵(ちり)が働(はたら)いて喰(く)ふといふ面倒(めんだう)を生(しやう)じ〻は扨(さて)も迷惑(めいわく)千万(せんばん)の事ならずや。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵、三文字屋金平(著)
一体男といふものは、方々で色々と隠(かく)し食(ぐひ)をする癖に、女房(かない)や子供にだけはそんな真似はさせまいとしてゐる。これが男の唯(たつた)一つの道徳なのだ。