“魯庵”の読み方と例文
読み方割合
ろあん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此間魯庵(ろあん)君に会った時、丸善の店で一日に万年筆が何本位売れるだろうと尋ねたら、魯庵君は多い時は百本位出るそうだと答えた。
余と万年筆 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
次にここに補って置きたいのは、翻訳のみに従事していた思軒と、後(おく)れて製作を出した魯庵(ろあん)とだ。漢詩和歌の擬古の裡(うち)に新機軸を出したものは姑(しばら)く言わぬ。
鴎外漁史とは誰ぞ (新字新仮名) / 森鴎外(著)
不知庵主人内田魯庵(ろあん)があり、漢詩の大家で、業病(ごうびょう)にかかり妹の曾恵子(そえこ)を熱愛していた義弟勇三郎がその病の特効薬だときいて、他人の尻肉を斬(き)りとったりしたのち
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)