“高根”の読み方と例文
読み方割合
たかね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は自分を訝(あや)しまずにはいられなかったが、蓋(けだ)し平中の思慕の情は、夫人が彼の及び難い高根(たかね)の花になったと云う事実に依って、挑発(ちょうはつ)されたところもあろう。
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
伯父の高根(たかね)の晋齋(しんさい)は、片手に六連発銃を持ち襖の間から狙いを定め、カチリと弾金(ひきがね)を引く途端、ドーンと弾丸(たま)がはじき出る、キャー、ウーンと娘は気絶をした様子。
ここで根というのは勿論(もちろん)地下ではなく、たとえば日本の前代に大和島根(やまとしまね)、もしくは富士の高根(たかね)というネと同じく、またこの島で宗家(そうけ)をモトドコロ或いはネドコロともいったように
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)