“高坏”の読み方と例文
読み方割合
たかつき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
只八五薄酒(うすきさけ)一杯(ひとつぎ)すすめ奉らんとて、八六高坏(たかつき)平坏(ひらつき)の清らなるに、海の物山の物盛(も)りならべて、八七瓶子(へいじ)土器(かわらけ)擎(ささ)げて、まろや酌まゐる。
紋綸子(もんりんず)の大座布団を敷き、銀糸の五つ紋の羽織りに上田織りの裏付けの袴をはいた殿さまが、天目茶碗と高坏(たかつき)を据え、反(そ)り身になって
我が家の楽園 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
其処へ何も知らない乳母は、年の若い女房たちと、銚子(てうし)や高坏(たかつき)を運んで来た。古い池に枝垂(しだ)れた桜も、蕾(つぼみ)を持つた事を話しながら。……
六の宮の姫君 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)