“静座”の読み方と例文
旧字:靜座
読み方割合
せいざ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
氏は毎朝、六時に起きて、家族と共に朝飯前に、静座(せいざ)して聖書と仏典(ぶってん)の研究を交(かわ)る交(がわ)るいたして居(お)ります。
それからモー四百余年(よねん)、私(わたくし)の境涯(きょうがい)はその間(あいだ)に幾度(いくど)も幾度(いくど)も変(かわ)りましたが、しかし私(わたくし)は今(いま)も尚(な)おその時(とき)戴(いただ)いた御鏡(みかがみ)の前(まえ)で静座(せいざ)黙祷(もくとう)をつづけて居(お)るのでございます。
台徳公の面影(おもかげ)のあると言わるる年若な将軍は、小御所(こごしょ)の方でも粛然と威儀正しく静座(せいざ)せられたというが、すべてこれらのことは当時の容易ならぬ形勢を語っていた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)