“鉄石”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てっせき60.0%
てつせき40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
花柳社会の事も他人の話を聞きその様子を見て大抵こまかに知(しっ)て居る、知て居ながら自分一身は鉄石(てっせき)の如(ごと)く大丈夫である。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
すでに五百余歳を経ている女怪(じょかい)だったが、肌(はだ)のしなやかさは少しも処女と異なるところがなく、婀娜(あだ)たるその姿態は能(よ)く鉄石(てっせき)の心をも蕩(とろ)かすといわれていた。
悟浄出世 (新字新仮名) / 中島敦(著)
初編にもいへる如く我国の雪は鵞毛(がまう)をなすは稀(まれ)なり、大かたは白砂(しらすな)を降(ふら)すが如し。冬の雪はさらに凝凍(こほる)ことなく、春にいたればこほること鉄石(てつせき)のごとし。
初編にもいへる如く我国の雪は鵞毛(がまう)をなすは稀(まれ)なり、大かたは白砂(しらすな)を降(ふら)すが如し。冬の雪はさらに凝凍(こほる)ことなく、春にいたればこほること鉄石(てつせき)のごとし。