“郡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こおり43.5%
ぐん21.7%
ごおり17.4%
こほり13.0%
ごほり2.9%
カウンテイ1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この人間ども、叩ッ斬ったる者は江州阪田の郡(こおり)番場(ばんば)の生れ忠太郎。(繰返していいつつ、書かせて貰い、次第にほろりとなり、落涙する)
瞼の母 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)
木曾の王滝(おうたき)、西野、末川の辺鄙(へんぴ)な村々、向(むか)い郡(ぐん)の附知村(つけちむら)あたりからも人足を繰り上げて、継立ての困難をしのいでいることを告げた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
十歳(とお)ばかりの頃なりけん、加賀国石川郡(ごおり)、松任(まっとう)の駅より、畦路(あぜみち)を半町ばかり小村(こむら)に入込(いりこ)みたる片辺(かたほとり)に、里寺あり、寺号は覚えず、摩耶夫人おわします。
一景話題 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「東山道、みちのくの末、信濃の国、十郡のその内に、つくまの郡(こほり)、新しの郷(さと)といふ所に、不思議の男一人はんべり、その名を物臭太郎ひぢかずと申すなり……」
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
ほのぼのとからし焼く火の夜は燃えて筑紫郡(ごほり)の春もいぬめり
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
一応ぽうんと抛り込んで置く、それはいいが、その抛りこむ段取りへ来て、問題が生じた。フリント市には、亜米利加の何処の町でもそうだが、郡(カウンテイ)の刑務所と市(シティ)のそれと二つある。
双面獣 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)