“袈裟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けさ86.2%
げさ13.2%
ケサ0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平ノ忠盛の長男平太清盛(へいたきよもり)(二十歳、後の太政入道)。遠藤盛遠(二十一歳、後の文覚上人)。源ノ渡(わたる)(二十五歳、袈裟(けさ)御前の良人)。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
振り返つてクワツと眼を剥いたのは、五十近い修驗者(しゆげんじや)、總髮に兜巾(ときん)を頂き、輪袈裟(げさ)をかけて數珠(じゆず)を押し揉む、凄まじい髯男です。
女たちの噂した所の、袈裟(ケサ)で謂へば、五十条の大衣(ダイエ)とも言ふべき、藕糸(グウシ)の上帛の上に、郎女の目はぢつとすわつて居た。やがて筆は、愉(タノ)しげにとり上げられた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)