“華鬘”の読み方と例文
読み方割合
けまん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また古インドに自撰(スワヤムヴヤラ)とて多くの貴公子を集め饗応した後王女をしてその間を歩かせ、自分の好いた男に華鬘(けまん)や水を授けて夫と定めしめた
天蓋(てんがい)の、華鬘(けまん)の、金襴(きんらん)の帯の、雲の幾流は、緋(ひ)になびき、なびきて朱となり、褪紅(たいこう)となり、灰銀(かいぎん)をさえ交(まじ)えたやわらかな毛ばだちの樺(かば)となり、また葡萄紫となった。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
天女も五衰(ごすい)ぞかし、玳瑁(たいまい)の櫛(くし)、真珠の根掛(ねがけ)いつか無くなりては華鬘(けまん)の美しかりける俤(おもかげ)とどまらず、身だしなみ懶(ものう)くて、光ると云われし色艶(いろつや)屈托(くったく)に曇り、好みの衣裳(いしょう)数々彼に取られ是(これ)に易(か)えては
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)