“菅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すげ69.8%
すが18.9%
スガ3.8%
くわん1.9%
かん1.9%
スゲ1.9%
菅野覚兵衛1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
塔の沢へ行って見る山の裾(すそ)の雪、青木や菅(すげ)や足立(あだち)などと曾(かつ)て遊んだことのある若かった日までも想い起させるような早川(はやかわ)の音
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
前刻(さつき)、菅(すが)さんに逢(あ)つた時(とき)、私(わたし)は折(をり)しも紅(あか)インキで校正(かうせい)をして居(ゐ)たが、組版(くみはん)の一面(いちめん)何行(なんぎやう)かに、ヴエスビヤス、噴火山(ふんくわざん)の文宇(もんじ)があつた。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
要するに菅(スガ)の実(ミ)の菅(スガ)と山菅(ヤマスゲ)の菅(スゲ)とは字は同じでも物は異っているが、これを混同しているのが世間の歌学者達である。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
「御三男様御作吐舌(したをはき)申候。被仰候事を被仰下、辞気藹然(じきあいぜん)感じ申候。私方(わたくしかた)菅(くわん)三も十五になり候。詩少しつくらせ候へ共きこえ不申候。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
そこはもと菅(かん)という家老の屋敷であって、その家老時代の建物は取除けられてしまって、小さい一棟の二階建の家が広い敷地の中にぽつんと立っているばかりであったが
漱石氏と私 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
要するに菅(スガ)の実(ミ)の菅(スガ)と山菅(ヤマスゲ)の菅(スゲ)とは字は同じでも物は異っているが、これを混同しているのが世間の歌学者達である。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
只今戦争相すみ候処、然るに岩弥(岩崎弥太郎)、佐栄(佐々木栄)兼て御案内の通りに、兵機も無レ之候へば無二余儀一敗走に及び候。独り菅(菅野覚兵衛)、渡辺(剛八)の陣、敵軍あへて近寄り能はず、唯今一とかけ合はせは仕り候。