“自宅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うち87.6%
じたく5.6%
いえ3.4%
たく2.2%
やど1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主人も行くがいいと勸め、我々兩人(ふたり)もたつてと言つたのだが、妾(わたし)はそれよりも自宅(うち)で寢て居る方がいいとか言つて終(つひ)に行かなかつた。
一家 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
それも何(ど)うあらうかと母(はゝ)などは頻(しきり)にいやがるので私(わし)も二(に)の足(あし)を踏(ふ)んで居(ゐ)る、無論(むろん)病院(びやうゐん)へ行(ゆ)けば自宅(じたく)と違(ちが)つて窮屈(きゆうくつ)ではあらうが
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
それからこっち、お藤は浅草の自宅(いえ)へも帰されずに、離室からは毎日のように左膳の怒号(どごう)にもつれてお藤の泣き声が洩(も)れているのだ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「分りにくい所ですから、自宅(たく)の者に、ご案内させましょう。ほんとに、お気の毒様な」
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小「はい新年で誠に目出度い、旧臘(きゅうろう)はまた相変らず歳暮を自宅(やど)の下(しも)の者までへ心附けくれられて、誠に有難い、また相かわらず重三郎を其の方の代としての年頭で、年玉(ねんぎょく)の品々を忝(かたじ)けのうござる」