“耐(こ)” の例文
今まで耐(こ)らえていた女学生が一度にわっと笑いだしたものですから、驚ろいた事も驚ろいたし、極(きま)りが悪(わ)るい事も悪るいし、それで腰を折られてから、どうしても後(あと)がつづけられないので
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
耐(こ)らえきれずぽちぽち滴り落ちる雪解けの水に湿されて、足がかりは極めて悪い、此の絶壁の上からは、シュレック・フィルンから落ちる氷河の上とは、直立の断崖でたちきられているし
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)
地はうつくしい気持をはりきって耐(こ)らえていた
貧しき信徒 (新字新仮名) / 八木重吉(著)