“罕(ま)” の例文
そう思いながら、彼はさすがに人通りの罕(ま)れな日本堤の上を歩いていた。後から「ほい、ほいッ!」と威勢のいい懸声をしながら、桐油(とうゆ)をかけた四つ手籠が一丁そばを摺(す)り抜けて行く。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)