“繭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まゆ98.1%
きぬ1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「惜しむらく、君は、英敏な資質をもちながら、良き主にめぐり会わなかったのだ。蛆(うじ)の中にいては、蚕(かいこ)も繭(まゆ)を作れず糸も吐けまい」
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
天井の真中には、麻布(あさ)の袋でおおったシャンデリアがさがっているが、ひどい埃のために、まるで蛹(さなぎ)の入っている繭(まゆ)そっくりだ。
夏蚕(なつご)から晩秋蚕まで繭(きぬ)を掃かなかったから、年末にはおそろしい窮乏に見舞われた。
藪落し (新字新仮名) / 山本周五郎(著)