“繁(し)” の例文
この二神(ふたはしら)は、かの穢き繁(し)き國に到りたまひし時の、汚垢(けがれ)によりて成りませる神なり。次にその禍(まが)を直さむとして成りませる神の名は、神直毘(かむなほび)の神。次に大直毘(おほなほび)の神一一。次に伊豆能賣(いづのめ)一二。
蝉時雨ながらふ聽けば母の手の冷(つめ)たき手觸(たふ)り繁(し)みにおもほゆ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
生ひをゝり 繁(し)み咲く
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
蝉時雨ながらふ聴けば母の手の冷(つめ)たき手触(たふ)り繁(し)みにおもほゆ
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
生ひをゝり 繁(し)み咲く
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
青木繁(し)む富士の裾原風乱(みだ)り行きはしる雲の絶ゆるまもなし
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
寒(かん)の月響く夜空となりにけりしろき梢の繁(し)み立(た)つ仰げば
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
寒(かん)の月響く夜空となりにけりしろき梢の繁(し)み立(た)つ仰げば
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
興安嶺黒く繁(し)み立つ落葉松(からまつ)の林は寒し雲の上(へ)に見ゆ
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)