“結(あ)” の例文
八六かはらで独自(ひとり)浅茅(あさぢ)が原に住みつることの不思議さよといふを、八七聞きしりたれば八八やがて戸を明くるに、いといたう黒く垢(あか)づきて、眼(まみ)はおち入りたるやうに、八九結(あ)げたる髪も背(せ)にかかりて
「もとどりを結(あ)げてくれい」
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)