“竹箆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たけべら52.9%
しっぺい29.4%
しっぺ11.8%
しつぺい5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ黒い瓶(かめ)を一具、尻からげで坐った腰巻に引きつけて、竹箆(たけべら)で真黒(まっくろ)な液体らしいものを練取っているのですが、粘々(ねばねば)として見える。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
燦(さん)たる金剛石(ダイヤモンド)がぎらりと痛く、小野さんの眼に飛び込んで来る。小野さんは竹箆(しっぺい)でぴしゃりと頬辺(ほおぺた)を叩(たた)かれた。同時に頭の底で見られたと云う音がする。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
その半面に私はときどき、とても子供が感じられない深い残酷さの竹箆(しっぺ)返しとして、あの先生がこの学校へ出られないようにする方法がないものかとも考えていた。
幼年時代 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
「金でなきアいゝでせう、竹箆(しつぺい)とか、餅菓子とか——」