“竣(ま)” の例文
宮は我とも覚えず浅ましがりて、産後を三月ばかり重く病みけるが、その癒(い)ゆる日を竣(ま)たで、初子(うひご)はいと弱くて肺炎の為に歿(みまか)りにけり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
彼は佛教が尤も孝道を重んずることを主張し、儒教も佛教の協力を竣(ま)つて、一層孝道を完成することが出來ると主張して居る。されど彼の主張は、決して論爭的でなく、寧ろ妥協的である。