“空堀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
からぼり71.4%
からほり28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空堀(からぼり)に埋めてある千両箱一つでも持って来てくれる忠臣一人くらいがあるだろうかと思うておりましたのや。
空中征服 (新字新仮名) / 賀川豊彦(著)
掘りかけている空堀(からぼり)の橋のたもとに、ふとみると、一軒のほったて小屋がある。四方は蓆張(むしろば)りで、削(そ)ぎ竹(たけ)を抑えに打ち、入口にのれんを掛けて、そこから一本の小旗が出ている。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして更に窪地を進んで崖の近くに達すると、そのあたりは「空堀(からほり)」と称ぶ小範囲の湿気地だつた。そして常磐木が鬱蒼としてゐた。
籔のほとり (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
空堀(からほり)はつばき層(かさ)めりゆきつめて後戻りするその里道を
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)