“短剣”のいろいろな読み方と例文
旧字:短劍
読み方割合
たんけん33.3%
ドルク11.1%
エストケ11.1%
ゼッヒ11.1%
ダッガー11.1%
ナイフ11.1%
ポアニエ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼等はいずれも防弾衣(ぼうだんい)をつけ、鉄冑(てつかぶと)をいただき、手には短銃(ピストル)、短剣(たんけん)、或いは軽機関銃(けいきかんじゅう)を持ち、物々しい武装に身をととのえていました。
崩れる鬼影 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「かまわない、かまわないから、ラルフ! 早くその女のふところをお探し! 持っている、持っている、短剣(ドルク)を呑んでいる」
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
そこへ単身徒歩で登場して牛に直面し、機を見て急所へ短剣(エストケ)の一撃を加えて目出度(めでた)く仕留(しと)めるのが、3のマタドウル・デ・トウロスだ。この留(とど)めをさす役が、闘牛中の花形(エスパダ)なのである。
「ですけど、その短剣(ゼッヒ)……」と次句を云いかけると、セレナ夫人はたちまち混乱したようになってしまって、冒頭の音節から詩特有の旋律を失ってしまった
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
だから、手口だけから見ると、ルキーンの幻が消えて、短剣(ダッガー)を握ったワシレンコの影が現われてくるのだよ。
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
鋤を一、二度打ちこむと、大きなスペイン短剣(ナイフ)の刀身がひっくり返って出た。それからさらに掘ると、ばらばらの金貨や銀貨が三、四枚あらわれた。
黄金虫 (新字新仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)
そうさ、今から六年ぐらい前の話だ。俺の弟はなあ、ツウロンの酒場(マストロケ)で日本人の水兵(コル・ブルウ)に短剣(ポアニエ)で眠らされたんだ。