“着附”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きつけ80.0%
きつ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
子守(こもり)がまた澤山(たくさん)寄(よ)つて居(ゐ)た。其中(そのなか)に年嵩(としかさ)な、上品(じやうひん)なのがお守(もり)をして六(むつ)つばかりの女(むすめ)の兒(こ)が着附(きつけ)萬端(ばんたん)姫樣(ひいさま)といはれる格(かく)で一人(ひとり)居(ゐ)た。
迷子 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
病夫浪之助を殺して表へ出た時の着附(きつけ)だったか、捕(つか)まる時のだか、そんなことはもう、朧(おぼろ)げになってしまっているといってたのを、はなした。
市川九女八 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
滝床親方は、ずんぐりした体にめくらじまのやや裾みじかな着附(きつ)けでニコニコ洋鋏(はさみ)をつかっていたが、お得意なのは土鉢に植えた青い、赤い実のなっているトマトだった。
あの青いカササギみたいな禽(とり)の着附(きつ)けを氣どるだらう。
春 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)