“燼(き)” の例文
濶達豪放の女丈夫! 渠は垂死の病蓐(びょうじょく)に横たわらんとも、けっしてかくのごとき衰容をなさざるべきなり。烈々たる渠が心中の活火はすでに燼(き)えたるか。なんぞ渠のはなはだしく冷灰に似たるや。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)