“火炙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひあぶ60.0%
ひあぶり30.0%
あぶ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
燃えさかるストオヴの前へ立ったまま、精神的にも肉体的にも、火炙(ひあぶ)りにされている先生へ、何度も生意気(なまいき)な笑い声を浴びせかけた。
毛利先生 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
随分生皮(いきがわ)も剥(はが)れよう、傷(て)を負うた脚(あし)を火炙(ひあぶり)にもされよう……それしきは未(まだ)な事、こういう事にかけては頗る思付の好(い)い渠奴等(きゃつら)の事、如何(どん)な事をするか知(しれ)たものでない。
畜生もう逃さんぞ。逃すものか。火炙(あぶ)りだ。捕まえろ。捕まえろ。入り乱れて聞こえて来るのだ。どすどすと凄(すご)い足音が地鳴りのように響いて来る。
いのちの初夜 (新字新仮名) / 北条民雄(著)