“洋灯”のいろいろな読み方と例文
旧字:洋燈
読み方割合
ランプ87.1%
らんぷ12.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……すると全く不意に、ガタンと激しい音がして、歩廊(プラット・ホーム)へ出る扉(ドア)が開き、どっと吹込(ふきこ)んで来た風に煽(あお)られて卓子(テーブル)の上の洋灯(ランプ)が消えた。
廃灯台の怪鳥 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
薄暗い部屋へ入って、さっそく額(がく)を裸(はだか)にして、壁へ立て懸(か)けて、じっとその前へ坐(すわ)り込んでいると、洋灯(ランプ)を持って細君(さいくん)がやって来た。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
夜になると洋灯(らんぷ)若しくは電気灯の光が深緑の間からちら/\と洩れる、そして琴の音優しく響くなどの有難い趣には割合に富んで居るのです。
夜の赤坂 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
洋灯(らんぷ)は暗いか、あかるいかというような小唄だつた。そしてこの唄うたい共は僕らも嘗て芸術家たらんとして都に出て来たものであるが、運つたなくて街頭の詩人になつて了つた。
洋灯はくらいか明るいか (新字新仮名) / 室生犀星(著)