“權藏”の読み方と例文
新字:権蔵
読み方割合
ごんざう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
權藏(ごんざう)は其居間(そのゐま)の床(とこ)に大島老先生(おほしまらうせんせい)の肖像(せうざう)をかゝげ、其横(そのよこ)に日(ひ)の出(で)の圖(づ)が下(さが)つて居(ゐ)ます。これは伸一先生(しんいちせんせい)に求(もと)めて畫(か)いて貰(もら)つたのださうです。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
そして老先生(らうせんせい)が權藏(ごんざう)に告(つ)げた言葉(ことば)、あれが其註解(そのちゆうかい)です、そして權藏(ごんざう)其人(そのひと)を以(もつ)て先生(せんせい)は實物教育(じつぶつけういく)の標本(へうほん)としたのです。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
と言(い)はれて權藏(ごんざう)は、『解(わか)りました、難有(ありがた)う存(ぞん)じます』と言(い)つたぎり、感泣(かんきふ)して暫(しば)らくは頭(あたま)を得上(えあ)げませんでした。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)