“棄(ス)” の例文
静が産んだ義経の子は、吾妻鏡だと“——台命ニ依ツテ由比ヶ浜ニ棄(ス)テシム”となっている。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
前年から今年にかけて、海の彼方の新羅(シラギ)の暴状が、目立つて棄(ス)て置かれぬものに見えて来た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)