“有體”の読み方と例文
新字:有体
読み方割合
ありてい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
着たるは一郷(がう)に往々(まゝ)ある事加之(そのうへ)女が死骸も他人にて白妙(しろたへ)に相違なし然らば惣内里では有まじサア有體(ありてい)に白状致せ左右(とかく)強情を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
有體(ありてい)に言へば、私は女といふものに初めて子供らしい情熱を感じました。私はお文さんを堅く抱締めたこともあります。斯の子供らしさは、近所の他の家の娘にも起りました。
書物(しよもつ)を讀(よ)むのは極(ごく)惡(わる)う御座(ござ)います。有體(ありてい)に云(い)ふと、讀書(どくしよ)程(ほど)修業(しゆげふ)の妨(さまたげ)になるものは無(な)い樣(やう)です。私共(わたくしども)でも、斯(か)うして碧巖(へきがん)抔(など)を讀(よ)みますが、自分(じぶん)の程度(ていど)以上(いじやう)の所(ところ)になると、丸(まる)で見當(けんたう)が付(つ)きません。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)