“時(シ)” の例文
中尉は、時(シ)を、六角の眼でじいッと睨みつけていた。支那人は、罪人のように、悄々(しお/\)とうなだれて立上った。そして、力なく肩をすぼめて、音響(ひゞき)一ツ立てずに去ってしまった。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)