“昇降”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あがりおり44.4%
のぼりくだり33.3%
あがりお11.1%
のりおり11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
階段の昇降(あがりおり)に、岸本はそこいらに遊び戯れている仏蘭西の子供等の側(そば)へよく行った。皆が幾歳(いくつ)になるかということをよく尋ねた。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「見よ地に立てる一の梯子あり、その頂天に達し神の使者(つかひ)達昇降(のぼりくだり)す、また見よ主その上に立ち給ふ」云々(創世、二八・一二—一三)
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
われは二階なる南の六畳に机を置き北の八畳を客間、梯子段(はしごだん)に臨(のぞ)む西向の三畳を寝間(ねま)と定(さだ)めければ、幾度となき昇降(あがりお)りに疲れ果て両手にて痛む下腹(したはら)押へながらもいつしかうとうととまどろみぬ。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
昇降(のりおり)する客に混って、二人の紳士がある停留場から乗った。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)