“施(す)” の例文
朝夕の食膳のこまかい注意から、帝がもっとも嫌いな灸(やいと)でさえ、月々の七日灸(きゅう)は、いやおうなしに施(す)えてしまうなど、そんな芸は、廉子でなくばなしえない妙術だった。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)