“放送”の読み方と例文
読み方割合
ほうそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのかぶとむしのような、黒光(くろびか)りのする体(からだ)に、アンテナを立(た)てていて、走(はし)りながら、どこかと話(はな)したり、また、放送(ほうそう)の音楽(おんがく)をきいたりするのです。
太陽と星の下 (新字新仮名) / 小川未明(著)
このごろ、いつもお休(やす)み日(び)の朝(あさ)には、小鳥(ことり)の鳴(な)き声(ごえ)が放送(ほうそう)されたからです。しかし、その声(こえ)は、お隣(となり)の庭(にわ)の方(ほう)からきこえてくるような気(き)がしました。
鳥鳴く朝のちい子ちゃん (新字新仮名) / 小川未明(著)
戦争中(せんそうちゅう)、特攻隊(とっこうたい)が、よく出発前(しゅっぱつまえ)、別(わか)れのことばを放送(ほうそう)して故国(ここく)にのこしたことがありますが、地域(ちいき)の関係(かんけい)からか、兄(あに)はこれに加(くわ)わらなかったのです。
兄の声 (新字新仮名) / 小川未明(著)