“払底”の読み方と例文
旧字:拂底
読み方割合
ふってい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第一内地のように石を敷かない計画らしい。御影石(みかげいし)が払底(ふってい)なのかいと質問して見たら、すぐ、冗談云っちゃいけないとやられてしまった。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
たしかその頃は借家が払底(ふってい)な時でしたから、手頃な家がなかなかオイソレと見つからないで、私たちは半月あまりこうして暮らしたものでした。
痴人の愛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
仰有(おっしゃ)るとおりです。借間の払底(ふってい)をはじめ、そのほかわれわれイギリス国民を困らせることが実に夥(おびただ)しいのです。