“打算”の読み方と例文
読み方割合
ださん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近代の女性はなかなか巧利(こうり)的な所もあって兎角(とかく)利害の打算(ださん)の方が感情よりも先に立って利害得失を無視してどこまでも自分の感情を
新時代女性問答 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
利害(りがい)の打算(ださん)から云(い)へば無論(むろん)の事(こと)、單(たん)に隣人(りんじん)の交際(かうさい)とか情誼(じやうぎ)とか云(い)ふ點(てん)から見(み)ても、夫婦(ふうふ)はこれよりも前進(ぜんしん)する勇氣(ゆうき)を有(も)たなかつたのである。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「勘定? ……フーム、すると貴様はなんだな、すべて最初から、打算(ださん)一方でかかっているのか。武士の意気地もなく、また、復讐の念慮もなく」
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)