“慈顔”の読み方と例文
読み方割合
じがん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
離れても別状がないと落つきの根城を据(す)えて、咫尺(しせき)に慈顔(じがん)を髣髴(ほうふつ)するは、離れたる親を、記憶の紙に炙(あぶ)り出すのみか、逢(あ)える日を春に待てとの占(うら)にもなる。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
と、そこへ追(お)いついてきたのは、あの慈顔(じがん)に笑(え)みをうかべた地蔵行者(じぞうぎょうじゃ)の菊村宮内(きくむらくない)。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)