“悼亡”の読み方と例文
読み方割合
とうぼう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この日兼てより写し置かんと思ひゐたりし南畝が室(しつ)富原氏の墓誌を手帳にしるす。墓誌の終に悼亡(とうぼう)の詩六首を刻したり。『蜀山集』に出でたればここに録せず。
礫川徜徉記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
訪問は見合せる事にしたが、昨日(きのう)の新橋事件を思い出すと、どうも浩さんの事が気に掛ってならない。何らかの手段で親友を弔(とむら)ってやらねばならん。悼亡(とうぼう)の句などは出来る柄(がら)でない。
趣味の遺伝 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)