“座(い)” の例文
公卿(くげ)と公方(くぼう)との間や、微妙な政治的のうごきも観(み)ていて、これを信長のほうへ、座(い)ながらにでも、分るように諜報する機関ともならなければならない。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
謙遜な奉仕の天使、彼等が我等と共に在るの日、高慢な我等は微笑を以て其弱点(じゃくてん)を見つゝ十分に尊敬を払(はら)わず、当然の事の如く座(い)ながらにして其心尽(こころづく)しの奉仕を受け易(やす)い。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)