“幾帖”の読み方と例文
読み方割合
いくじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わが物書くべき草稿の罫紙(けいし)は日頃暇(いとま)ある折々われ自らバレン持ちて板木(はんぎ)にて摺(す)りてゐたりしが、八重今は襷(たすき)がけの手先墨にまみるるをも厭(いと)はず幾帖(いくじょう)となくこれを摺る。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
拡げると、畳二枚分もあるような大きな図面やら、小図面やら、幾帖(いくじょう)も出来ていた。それも書類も、すべてこの中津軽と南津軽との間を横断している五所川原の治水工事に関するものばかりだった。
鬼 (新字新仮名) / 吉川英治(著)