“寂色”の読み方と例文
読み方割合
さびいろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾百年と経った大木の樟(くすのき)は樹皮は禿(は)げ、枝は裂けていい寂色(さびいろ)に古びている。その梢(こずえ)の群青(ぐんじょう)を鴉(からす)がはたはたと動かしてとまる。かおォかおォである。古風な白帝城。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
まったく校倉式の丸太組の露西亜人の家々は簡素で、また幽雅で、しかもいい寂色(さびいろ)に古びていた。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)