“孃(こ)” の例文
新字:嬢
お辰いよ/\眞面目に、弟子は子もおなじなれば我が身も可愛きあのお孃(こ)の爲、早くらちのあかせましたけれど、それは一ト筋、お前さまのお情實(こゝろ)も汲まぬでは御座(ござ)んせぬ
花ごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
全躰あのお孃(こ)をどうなさる覺しめしぞや、初春(はる)の三日の歌がるたに、其うつくしきお顏を見せましたは私しの咎なれど、誠の罪は何處やらのお人と田原がことに話しの移れば
花ごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)