“壇石”の読み方と例文
読み方割合
だんいし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あとはそのうえに亀石(かめいし)をすえ、壇石(だんいし)に組みあげることになる。石材の磨きだの彫りだのは、すでに出来ているので、築きあげる順序になれば、眼にみえて竣工は近づく予定である。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
道理で小屋こそ粗末なものだったが、庇(ひさし)を見ると、注連縄(しめなわ)がめぐらしてある。もう御霊(みたま)の象(かたち)はここに竣工して、あとは塚の地形とか壇石(だんいし)、亀石(かめいし)のすえこみなどを待つばかりとなっていた。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
湊川の出水(でみず)やら、また墓山(はかやま)のくずれから、基礎の亀石や壇石(だんいし)に狂いが生じたりなどして、あと年内の日も、数えられるほどに迫って来たのに、工事はなかなか予定どおりにゆかなかった。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)