“増々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ますます75.0%
ます/\25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現代の新婦人連は大方これに答えて、「そんなお人好(ひとよし)な態度を取っていたなら増々(ますます)権利を蹂躙(じゅうりん)されて、遂には浮瀬(うかむせ)がなくなる。」
妾宅 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
ここにこの里の荘官(しょうや)の家に、月丸(つきまる)花瀬(はなせ)とて雌雄(ふうふ)の犬ありけり。年頃情(なさけ)を掛(かけ)て飼ひけるほどに、よくその恩に感じてや、いとも忠実(まめやか)に事(つか)ふれば、年久しく盗人(ぬすびと)といふ者這入(はい)らず、家は増々(ますます)栄えけり。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
聞夫婦は増々(ます/\)悦(よろこ)び心靜(こゝろしづ)かに逗留(とうりう)いたしける中(うち)早くも十日程立疵口も稍(やゝ)平癒(へいゆ)して身體も大丈夫に成(なり)ければ最早江戸表へ出立せんと申に亭主八五郎は是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
案内せし我々(われ/\)は江戸南町奉行大岡越前守樣御組中田甚太夫殿の手先(てさき)の岡引(をかぴき)なりと云ければ用右衞門は増々(ます/\)驚きけり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)