“塗(ひ)” の例文
床やテーブルにはニスを塗(ひ)いた、外観は実に高尚で光り目映ゆいばかりの役所の中を通り過ぎるようなことがあれば、もうおとなしく伏目になって足許ばかり見ながら
自分はかくあまりに顕著な例を挙げてみると、同じチビキの石でも引っ張るほうの千曳きと生き物の血を塗(ひ)いたほうのチビキとの二つの区別があり、また起原があることがあいわかる。
東奥異聞 (新字新仮名) / 佐々木喜善(著)
「何でもする。するけれど何時(いつ)か見たいに汽車の線路へ油を塗(ひ)くのは可厭(いや)だな」
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)