“土杯”の読み方と例文
読み方割合
かわらけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次男三左衛門輝政をそばにおいて、いま土杯(かわらけ)の祝い酒を酌みかわし、父子共に、よろい姿を、床几(しょうぎ)に倚(よ)せて、出門の時刻を待っていた。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
狩衣(かりぎぬ)の者は、狩衣を火に乾かし、具足の者は、具足を解いて、土杯(かわらけ)を、飲みまわすもあり、糧(かて)を食べはじめているのもある。
菖蒲(あやめ)の花を挿(い)け、冠台(かんむりだい)に、造花のついたかずら冠を載(の)せて——せっかく菖蒲酒(しょうぶざけ)をともに祝おうと、土杯(かわらけ)までそろえたのに、召使を見せにやれば、さっきから、泰子(やすこ)とふたりで、長ながと