“呉座”の読み方と例文
読み方割合
ござ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(どッこいしよ、)と暢気(のんき)なかけ声(ごゑ)で、其(そ)の流(ながれ)の石(いし)の上(うへ)を飛々(とび/″\)に伝(つたは)つて来(き)たのは、呉座(ござ)の尻当(しりあて)をした、何(なん)にもつけない天秤棒(てんびんぼう)を片手(かたて)で担(かつ)いだ百姓(ひやくしやう)ぢや。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
先ず縁側(えんがわ)に呉座(ござ)を敷いた。四畳半へは毛布を敷いた。そして真中に食卓を据(す)えた。長火鉢は台所へ運んで、お袋と姉とは台所へ退却した。そして境界に葭戸(よしど)を立てた。
深川の散歩 (新字新仮名) / 永井荷風(著)